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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

日本では医療崩壊が深刻化している。

医療費抑制政策により、病院の倒産が多発し

もともと医師数の不足するところに入院ベットの減少が重なった。

病院倒産で、医療難民が増加し、

財源の減少で後継医師の養成すらままならなくなり、医療レベル低下をひきおこしている。


以前のマスコミは、

医師側ばかりのバッシングにまわっていた。


過酷な労働と、現状を誰に説明しても聴きいれてもらえなかった医師達は、

ただ黙って病院を去って行った。


まず、医師の立ち去り型の医療崩壊が静かに始まった。

国から病院への更なる医療費削減が毎年続き、

ついに、田舎から順に病院倒産の連鎖がおき、

日本中で、大きな医療崩壊が進み、

ついに大都市でも救急患者受け入れが困難となり、

崩壊の回復は手遅れとなっている。


最近になって、ようやくこれら国の病院への政策の誤りの事実が、

マスコミにも わかり始めてきた。


ニュース番組の[NEWS ZERO]でも、医療崩壊を食い止めるためには

「本質的には、財源増額が必要。」との提言がなされている。

インターネットでも、そのニュース番組が紹介されている。


なかなか改善されることのない医療崩壊の本質。

一刻も早い改善策への転換が必要だ。が、

国の動きは遅い。




「耳を作る手術ばかりしていて

よく飽きないですね。」

と、形成外科医から言われる事がある。


そのようなことを言う人は、耳を作る手術をほとんど経験されていない方が多い。

小耳症手術は皆同じ手術と誤解をしている。


小耳症と言うだけでも、あまりにも各々の患者さんごとに、

術前の形態が異なり、組織欠損の度合いが異なるので、

それぞれに応じた手術法を、考え出す必要がある。


だからそれぞれに異なった手術を行っている。

オーダーメイドの手術が必要だからこそ

困難でもある。


作り直しならば、なおさらだ。


最近の作り直し手術を見ていただければ

全く異なる手術方法となっていることが、おわかりいただけるでしょう。


それぞれが、ほとんど別の手術ともいえる。

作り直しの手術を見ていただければ

芸術的感覚が、非常に要求される 超特殊な再建分野ともいえる。