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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

小耳症手術は、全身麻酔による手術です。

全身麻酔は,患者さんが、眠っている状態で行うことになります。

このとき、口から気管に、気管チューブを入れておき、この気管チューブから

酸素と共に、麻酔ガスを入れて麻酔がかかっています。

まず点滴から、眠るための薬を入れて、患者さんが眠った後で

気管チューブを、口から挿入します。

通常の患者さんではこの気管チューブを挿入することは、スムーズに出来ます。



小耳症と同じ側の顔面萎縮を伴うような場合を、

第1第2鰓弓症候群と言います。

このような患者さんは、

口から気管入口部が見えにくくなっていますので

気管チューブの挿入が困難になります。


これが両側とも合併するような場合は、

更に、下顎が小さくて、気管チューブ挿入が、困難となります。


このように、小耳症の麻酔をかけるためには、

熟練した麻酔科医師の能力が要求されます。


ですから、確率的に永田小耳症形成外科での麻酔は、

気管チューブ挿入が、国内で、最も困難な症例が多くなっています。


当院では、上園教授を、はじめとした優秀な麻酔医による麻酔が、特徴となっており、

当院でかけた麻酔が元となって、上園教授は

アメリカ麻酔科学会誌にも、「小耳症の挿管困難な症例の麻酔」を報告しています。