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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

今年1月から3月のGDPの伸びが

戦後最悪と発表された。

年率換算で15.2%となっている。

この時期が最低で、今後は次第に上昇するだろうと言う予測が出ている。

設備投資などが増加しているからだと判断されている。

設備投資額が増加するとそれから半年すると景気が上向いてくると言う。

100年に1度の景気低迷といわれているのだが

景気がこれくらいの短期間で、本当に回復するのだろうか?

国会答弁によると政府も、1月から3月が底だろうと予測している。
小耳症の治療は形成外科分野の再建手術の中でも

最も困難な手術である。

なぜなら、耳そのものの形態が複雑だからだ。

一筋縄ではいかない手術だ。

耳を作るのには、その、3次元的な形態を

十分理解していなければならない。

理解すればするほど困難な事が理解できる。

肋軟骨4本を組み合わせて耳の形を作成すること自体も困難だが

それに輪をかけて、その形態に応じた皮膚の表面積が

敵在適所にそれぞれの場所に立体的に必要だ。

しかも血行の良い同じ色の生きた皮膚で全てをカバーしなければならない。

それぞれに術前の形態が異なるので、

皮膚の表面積を立体に合わせるために、デザインする事が

症例により非常に困難となる。

特に困難なのは、

顔面半側萎縮症を伴う場合や、ローヘアーラインを伴う場合。

一度手術されて不幸な結果となってしまった患者さんでは

組織を使いきっている場合もあり、困惑することもある。


特に顔面半側萎縮症を伴う小耳症を、第1第2鰓弓症候群と呼び、

あらゆる点で、困難さが増すことになる。

これが両側共の場合には、下顎骨の発育不足が両側共に存在し

麻酔の気管チューブの挿管が非常に困難となる。

手術の順番は、耳の再建を10歳で行い、

顔の成長が終わった17歳を超えてから顔面骨の手術を行うと言うことが

世界のコンセンサスとなっている。