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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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2008年9月5日。術前。肋軟骨移植手術を行った。
そして半年以上経過した。
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2009年7月2日。耳立て手術術前。
耳甲介と耳珠がまだ再建されていない。
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耳立て手術のデザイン。
耳たぶの余分を用いて、耳珠と、耳甲介を、形成する。
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頭から血管膜を起こしたところ。
頭から薄い皮膚を採取。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成。
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耳立て手術直後の状態。
耳珠と、耳甲介も、再建された。
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耳を前から見た所で、耳が立っている事がわかる。
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立った再建耳を頭から見た所。

耳の腫れは、入院中に引く。


その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。