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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

太平洋高気圧の勢いが無く

いつまでも、雨が降り続いている。

水害も多くなっているばかりか、竜巻災害まで出ている。

明日は8月と言うのに、まだ梅雨が続いているようだ。

気温も高くならないことが多い。


このままでは、

日照不足となり農作物が、まともに育たなくなる。

ペルー沖の海面温度が高いと言うエルニーニョ現象のせいだと言う。


そもそも、国民の食料自給率が低い日本。

以前、米の不作で、タイ米を緊急輸入したことがあった。

しかし、現在では以前のように、タイから米を輸出してくれないかもしれない。


経済不況の上に、農産物不作と言うことまで重なれば

国民は、大変な苦労となる。


恐れていた温暖化のせいなのかもしれない。
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ローヘアーラインの小耳症に対して耳再建術を行ったが
MRSAと言う特殊な細菌のために
耳下半分の移植肋軟骨部分が化膿したために摘出してようやく傷が治った症例。
アトピー性皮膚炎が激しかったが、今回は、それが改善している。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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デザインの完成。
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作成した耳の下半分の3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレーム。
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浅側頭動静脈の血管膜を起こしたところ。
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頬部の皮弁を示す。
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3次元肋軟骨を移植したところ。
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移植肋軟骨を生きた血管膜でカバーして生かす。
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血管膜でカバーしたところ。
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頭から薄い皮膚を採取した。
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その皮膚を、血管膜の上に移植。
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フラッシュをたいて撮影したところ。

困難な手術だった。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。