
九州地方の大学病院形成外科で10回の手術を受けたが、このような不幸な結果となった。
もともとは耳垂残存型小耳症。
まさに傷だらけとなり、肝心の耳は消失している。

耳があるべき場所を赤で示す。
耳タブがあまりに後ろへ移動されている。

手術のデザインを示す。

新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。

すでに頭から1枚目の血管膜は使われて存在しないため、
2枚目の血管膜を起こしたところ。

新たに作成した3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
下半分は皮弁でカバーできたが、上半分は、皮膚の表面積が不足する。

耳の上半分の皮弁でカバーできなかったところを生かすために血管膜でカバーした。
これですべての3次元肋軟骨フレームが生きた組織でカバーされた。

頭から薄い皮膚を採取して血管膜の上に移植した。
そもそも、通常の耳垂残存型小耳症なのに、組織拡張法を用いた手術をされていた。
世界先進国では、トラブルが多く意味がないことがわかって
とっくに、この方法は行われなくなっている。
右からも左からも胸の軟骨をすでに採取されていたので
残りの軟骨は少なかった。
それらを新たに採取して作り直すことになった。
また頭からすでに、採取されていた血管膜を起こした傷跡が大きな禿となっていたために
その傷も切除して直した。
2枚目の血管膜を使用しなければならなかったのはそのためである。
このような作り直しの手術は、非常に困難な手術である。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

耳垂残存型小耳症。

耳が存在すべき場所を赤で示す。

手術デザイン。

作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮弁作成および皮下ポケット作成。

3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。