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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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半年前に肋軟骨移植術を行っていた小耳症。
耳珠がまだ不完全な状態。
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耳珠を作成するためと、耳を立てるためのデザインを行った。
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頭から薄い皮膚を採取した。更に血管膜を起こした。
耳を後ろから支えて立てるために肋軟骨ブロックを作成した。
耳珠を修正作成した。
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手術終了時、耳が立っている。耳珠も輪郭が出来ている。
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手術終了時、耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



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半年前に肋軟骨移植術を行っていた小耳症。
本日は耳立て手術日となった。
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耳立て手術のデザイン。
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血管膜を起こしたところ。
耳の後ろの支えとして耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭からあらかじめ薄い皮膚を採取した。
耳珠を修正したので、耳甲介が深く見える。
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手術終了時、耳が立っている。
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立った耳を後ろから見たところ。
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耳を頭の上から見たところ。
耳が本当にたっていることがわかる。