fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

P1010536.jpg
半年前に肋軟骨移植術を行っていた小耳症。
本日は耳立て手術の日となった。
P1010537.jpg
耳を立てろ前の状態を前から見たところ。
P1010538.jpg
耳立て手術のデザインを示す。
P1010539.jpg
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成。
それを後ろからカバーして生かすために頭から血管膜を起こしたところ。
その血管膜の上に頭からあらかじめ採取した薄い皮膚を移植する。
P1010541.jpg
耳を前から見たところ。本当に耳が立っていることがわかる。
P1010540.jpg
耳を上から見たところ。
耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



P1010530.jpg
半年前に肋軟骨移植術を行っていた小耳症。
耳立て手術の日を迎えた。
P1010531.jpg
耳立て手術のデザイン。
P1010532.jpg
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを後ろからカバーして生かすために頭から血管膜を起こした。
その上に薄い皮膚を頭から採取した。
P1010535.jpg
手術直後の状態で耳が立っている。
P1010534.jpg
耳を頭から見たところ、耳が本当に立っていることがわかる。