
耳垂残存型小耳症の術前。

耳があるべき場所を赤で示す。

手術デザインの完成。

肋軟骨を4本採取して、彫刻し6個のパーツを作り、
それぞれを永田式小耳症両端針38ゲージ・ステンレスワイヤーで80箇所固定して組み合わせ
3次元肋軟骨フレームを作成した。
だから160本の針が残る。

皮弁形成および皮下ポケットを作成した。

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植し、皮弁どうしを移動、縫合して
耳が完成したところ。
半年後に耳を立てる手術を行う。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。