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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

子供のころから

明確な目標を持っていた人ほど

大人になってから、その夢を実現している確立が高い。


私が手術を行った小耳症患者さんは、初回の手術が10歳なので

手術が終わった患者さんに、将来の夢を聞いてきた。


その際に自ら明確な夢を語っていた患者さん達のほとんどは

その10年後になってみると、

子供のころの夢を実現する方向へと進んでいた。


逆に、10歳当時、明白な目標がなかった方は

大人になっても、目標も何も定まっていない人が多い。


はっきりとした夢を、子供のころから明確に持っていた人ほど

その目標に向かったステップの踏み方を早くから獲得し、

継続した積み重ねを行っており、

その結果、

夢の実現率が高いものと推測される。


小耳症手術後、毎年、経過観察を続けていると

もう10年以上前に手術した患者さんが、20歳を迎えて、

「永田先生、今年、私は、アメリカでプロのバレリーナになりました。」とか、

「イギリスの大学医学部に入学しました。」

「オーストラリアの大学医学部学生になりました。」などの話をしてくれる。

中には

「形成外科医師として世界の最先端を学ぶには、どこへ行ってどう学ぶべきだろうか?」

などという質問をされることもある。


私は「まず、自分が何をやりたいのか?という事から発想して

本当にやりたい事を、一旦やり始めたら、継続する事でしょう。」と、話す。


そんな話をしている時、目が輝いている人は、情熱に満ちた人だ。

そのような情熱のある人は、将来必ず夢を実現させてくる。


数多くの患者さん達、しかも子供のころ手術を行い

大人になっていると、顔も大人に変貌して、

すぐには誰だったかわからなくても、

耳を見ると、思い出す。


成人となった患者さんが来られるたびに、

不思議と、その人が、かつて語っていた夢を思い出す。


かつて手術を行った小耳症の患者さん達が、

どのように成長しているのか、ひたむきで

情熱に満ちた話を聞くのが、楽しみだ。


私は、そのたびに、エネルギーをもらっている。