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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

医療崩壊問題が言われてからずいぶん経過した。

自民党政権下での小泉改革以来、

この10年間医療費を削減し続けてきた結果、

病院倒産が相次ぎ、東京都内でも救急患者受け入れベット数が不足し

救急患者の死亡が起こるという深刻な医療崩壊が露見している。


以前の病院倒産は、高額の医療検査機器を購入しすぎて

倒産するという事例が多かったのに対し

最近では、入院ベットが満床で、外来数も極限まで忙しく働いていても

診療報酬が下がりすぎて赤字転落となり倒産するという事例が増えている。


すなわち、地域医療に真剣に、しかも、無駄な浪費を削り、取り組んでいても

採算が取れないような診療報酬額となってしまったのだ。



ついに昨年は、医療機関の倒産件数が最大となったとの事。

採算が取れない診療報酬となって、公的病院へは公的補助金額が増加した。

公的医療機関の大半が自治体からの補助金を加えてもなお、巨額の赤字となっている。


このままでは地方財政が立ち行かなくなるばかりか

地方の公的医療機関が閉鎖となり

国民は、ますます、まともな医療を受けられなくなる。


民主党政権に転換した時、コンクリートから人へという政党だということで

医療費の増額回復を期待していた。


とりあえず、政府は、今年度の診療報酬を引き上げると発表した。が、

わずか、0.19パーセントにすぎなかった。

これでは焼け石に水というしかない。


ましてや、民間病院には、補助金など全くないのが現状だ。

これまでの累積赤字を抱える病院の倒産が今年も続くことになる。