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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

大学の最も主要な事は、

なんと言ってもオリジナリティーである。


すなわち、世界中で不可能とされた事を、

初めて可能にし、世界に報告し、世の中の役に立つことをする。

それは、新たな学問の進歩を後世に残すことになる。


高校生までは、今まで人類が形成してきた基本的なことを

人から学ぶだけでよいが、

大学では、新たな学問を自ら作り上げる場所だ。


ところが、日本の大学で、そのようなレベルを超える所は

ごくごくわずかでしかない。

いや、むしろほとんど無い。

教授といわれる人が、

欧米に留学して学んできた事を、

受け売りしているだけの人が多いからだ。


学生も、人から教えてもらう事しか、考えていない。

世界初の事を教えてくれる人などいないのだ。

世界初の事をやる時は、自分が自ら、開発するしかない。


日本には、数え切れないほど大学がある。

が、このような基準で考えると、

大学に相当する処などほとんどない。


ただ教えてもらうだけならば、

各種学校に名前を変えるべき所ばかりと言っても、過言ではない。


厳しいことを言えば

文部省は、大学の意味を、新たに考え直すべきだろう。

基準に達しない大学は、名前を変更すべきだ。


もちろん、

インターネットなど存在しなかった時代においては

学問的な歴史と、その蓄積がある欧米の大学へ行かなければ

開発そのものが不可能に近かった。


しかし現在は、その蓄積が無いところであっても、

世界中の学問の進歩や、その資料が

簡単にインターネットで、誰でも手に入るようになった。


だから、容易に、自ら最新の学問を手にする事が可能になった。

だから、開発途上国であっても

学問を進歩させることが可能な時代となっている。


このような観点から、若い学生達が

自ら、まともな大学を作り上げ

新たな事に、臆することなく

どんどん挑戦するようになってほしいと願っている。


それを教授といわれる人達は、少なくとも、邪魔しないようにするべきだ。


永田小耳症形成外科クリニックで土曜日は、

午前中も午後も外来日。

寒い中にもかかわらず、小耳症で通院中の患者さんたちが

多数来院された。


別に、新患の患者さんは、午前中に1名。午後に1名来院された。

それぞれに、約2時間をかけて手術法の説明を行った。


2時間の説明をすると、

説明を聞くほうも、するほうも、へとへととなるが、

この説明を行って始めて、

小耳症手術というものが

ようやく初めての患者さんには理解できるようになる。


タンザー法とはどういうものか?

ブレント法とはどういうものか?

永田法とはどういうものか?

客観的な資料や、画像も、お見せしながら説明を行っている。

これらの手術結果が、あまりにもレベルが異なることに驚かされている。


これらをしっかりと踏まえることが出来ると、

ようやく耳の再建術がいかに困難なことなのかが、

理解が出来るようになる。


理解できた患者さんたちは、

当院へ、わざわざ遠くから足を運んだ甲斐があった、と思っていただけるようになる。

だから、時間はかかっても、

初診の患者さんたちには、2時間もの説明を行っている。