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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

ついに新聞の花粉情報が「やや多い」になってしまった。

だからきょうは「初マスクの日」

新聞が、ダイスキ!
料理情報も、健康情報も、なんでもてんこ盛り。
週刊誌の広告をながめておけば、テレビのワイドショーを見なくても大丈夫。
もちろんオリンピックも情報満載。

しかし、今朝の事、
「鳥取・島根には人いるのか」
と言う見出しを見つけた。

私は島根は大好きだし、
親友の内の二人は島根人で、
去年もいっしょに京都へ旅行に行ってきた。

死んだばあさまも、まだ生きてる私の母も島根生まれで、
親戚も多い。

でも、言わせてもらえば、
鳥取と島根はちがうのよ!
いっしょにしないでもらいたいのよ!

これは民主党の石井一氏が言ったそうで、
「鳥取県とか島根県とか言ったら日本のチベットみたいなもので、・・・人が住んでいるのか。
牛が多いのか。山やら何やらあるけど、人口が少ない所」

じゃあまだ生きているうちの父母は、鳥取に住んでいるのだが、
あれは人ではないのかい?
ええ?

普段は気にも止めないのだが、こういう時は、
俄然鳥取県人にかえる私がいる。

ちょっとびっくり。

そういえば最近のオリンピック。
ふだんはまるで意識しない日本だが、
テレビで見ていて日本が負けると妙に腹が立つのは、
不思議なことだ。

            日本の鳥取生まれの千葉県人   院長婦人でした。



P1010833.jpg
小耳症術前。
P1010834.jpg
耳があるべき場所を赤で示す。
耳のあるべき場所の上の3分の1に、髪の毛が、はえている。ローヘアーラインの症例。
通常の方法で肋軟骨移植を行うと、髪の毛が生える耳となってしまう。
髪の毛が生えない耳を再建するには、永田法での特殊な手術術式が必要となる。
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手術デザインの完成。
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作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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頭からあらかじめ薄い皮膚を採取した「左下」。
耳があるべき場所に生えている毛根部を切除した「左上」。
頭から血管膜を起こした。
耳の中に存在していた耳介軟骨をすべて摘出した。
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3次元肋軟骨フレームを耳があるべき場所に移植し、
耳の下3分の2の部分は、皮弁でカバーした。
皮弁でカバーできない上3分の1の部分は、
生きた血管膜でカバーすることで移植肋軟骨を生かす。
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血管膜の上に、頭から採取していた薄い皮膚を移植した。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。