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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は土曜日。

小耳症再診の患者さんで外来が込み合った。

急いで診察を行い、空いた時間を利用して

2階の病室に入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行っていると、

小耳症新患の患者さんが来られた。

包帯交換を途中で切り上げて、外来へ降りた。

新患の患者さんへの手術法を2時間ほどかけて詳しく説明した。

手術日を決定し、予約され、お帰りになった。


終了すると、昼休みが10分しか残っていない。

急いで、サンドイッチを食べて

再び外来を開始した。


またまた小耳症再診の患者さんたちで込み合ってきた。

が、何とか診察を終え、

再び空いた時間を利用して2階の病室へ上がり

残った患者さんたちの包帯交換を行った。


その後も小耳症再診の患者さんたちを診察

終了後も、診断書などの書類を数枚書いた。


気がつくと、もはや夕方5時近くとなっている。

月曜日から始まった今週の仕事が、これでようやく終了した。

かつて、地球の周りを太陽が回っているものと、誰もが考えていた。

当時はそれが社会通念だった。

しかし、太陽の周りを地球が回っていると気がついた人がいた。

社会通年は、当時は、その人物を袋叩きにした。

長い時が経過した後、社会通念は全く逆転した。

袋叩きにあった人物は、逆に英雄に変わった。


次のステップに進む段階へ達し

人生の進路をどのように勧めようか?と、考える時は、

直感的に、正しい、と信じたことを貫いて行くことが重要だ。


人生には必ず、障害が立ちはだかる。

障害とは、社会通念だ。

障害を飛び越えるたびに、新たなステップへと進むことが出来る。


真の道さえ見失わなければ、柔軟な応用が可能となる。

そうなれば、迷うこともなくなる。

すなわち社会通念が間違っていることに気がつく。


通常ならば、たどるべき道が

条件の違いが発生した時は、全く異なる道を選択すべき事態となる。

その時は誰も理解できなかった事が

後になって理解できるようになる。

結果として、世界中が目覚め世界のためになる。


常に、先端を走るときは、

説明している暇などないからだ。


10年後、20年後、30年後になって、

あの考え方が正しかったと、世界が認めるようになる。


あらゆる分野にそのような先端を走っている人がいる。