
2010年3月2日。耳輪外側の欠損を伴う立ち耳、前方からの外観。

斜め前から見た所。

耳のクローズアップ所見。

耳を上から見ると、立ち耳であることがわかる。

手術デザイン。

手術デザイン。

立ち耳の耳介軟骨を修正しなければならない所に、針を刺して示す。

耳の裏に刺した針が出ている。

耳介軟骨にマットレス縫合をかけて形に修正を加える事で、立ち耳を修正した後、
耳垂皮弁および耳輪皮弁を形成した所。

耳の後方からの所見。

それぞれの皮弁を回転移動させ縫合した。

耳の後面の縫合線を示す。

耳を上から見ると、正常な角度に倒れていることがわかる。

ロール状に巻いたガーゼを耳の裏と表から縫合して密着させるため、
ボルスター固定を行った。

正常な耳が形成されている。
ボルスター固定は、術後10日目ではずし、2週間になる前に抜糸を行う。
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。