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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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これまでも、数多くの外国人の形成外科医師達が

小耳症の治療法である「永田法」を学びに

永田小耳症形成外科クリニックへ見学や留学して来た。


本日は、インドのムンバイから耳鼻科医が

永田小耳症形成外科クリニックの小耳症手術を見学に来ていた。

名前は、Ashesh Bhunkar 医師 (写真中央)42歳。


国際耳再建学会が、2007年10月にイギリスのエジンバラで開催され

私がそこで小耳症手術に関する招待講演を行うことを知り、その学会に参加していた。

帰国後インドで、小耳症の手術を行い始めたとの事。


ところが、自分で経験すればするほど、耳の再建術が困難を極めることを悟り、

どうしても私の手術を見学したくなり、何度も、私のところへメールをよこし、

ついに、本日および明日、私の小耳症手術を見学する事になった。


とにかく矢継ぎ早に、今までしたためていた数多くの質問を泉のごとく、しまくってくる。

それらのすべてを、私も懇切丁寧に教えた。

熱心に聴いてくれればくれるほど、こちらも熱心に教えたくなるものだ。


とにかく、まじめで超熱心な、インド人医師である。

今後は、何度も見学に来たいとの事だ。
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2009年9月10日、耳甲介型小耳症術前。
耳があるべき場所を赤で示す。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
そして、2010年4月15日、耳立て手術の日を迎えた。
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半年前に3次元肋軟骨移植により再建していた耳甲介型小耳症。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから耳を支えて立てるために肋軟骨ブロックを作成した。
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手術終了時、耳が立っている。
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縫合線を示す。
頭から採取した皮膚の部分は、かすり傷程度に浅いので、
入院中に治って髪の毛が生える。
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頭から見た所、耳が立っている。
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前から見たところ、耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引く。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。