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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

明日は長崎の原爆記念日。

原爆が投下されてから65年が経過する。

被爆者が次々とあの世へ旅立って、被爆体験を語る人が少なくなっている。


アメリカは、戦争を引き起こしたのは日本からであり

原爆の投下で、戦争を早く終結できたので

犠牲者を減らすことができたから

原爆の投下は正しかったと言い続けてきた。


無差別に人々を大量に殺戮するような原子爆弾を投下するようなことは

人間が人間に決して行ってはならない行為だ。


アメリカ大統領オバマ氏が、世界の核廃絶を訴える演説をヨーロッパで行って

今年の広島の原爆記念式典にはアメリカ大使の出席があった。

国連事務総長の出席もあった。


原爆投下後、実に65年の歳月が流れている。

毎年原爆廃絶を訴え続けてきた広島、長崎出の記念式典が

ようやく世界に向けて、大きく成果を挙げようとし始めている。

核保有国であるイギリスやフランスからも国家を代表する人が出席している。


もし、核保有廃絶を行えば、通常兵器で戦争を行うこととなる。

通常兵器の発達はアメリカが群を抜いているために

ロシアは、もし戦争勃発時には核を最優先に使おうとする方針を打ち出しているそうだ。

ロシアのキエフでかつて起きた原子力発電所の爆発で

放射線障害に苦しむ人が数多くいるロシアなのに

よくもこのような発想をするものだ。


21世紀になっても戦争を行わなければならない世界がいまだに続いている。

人類は、いつになれば悟りを開けるのだろうか?

人類と神との違いだろうか?