fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

P1020512.jpg

本日の手術が終了した時に留学生達と撮影した一枚。

手前の向かって右が、イギリス、バーミンガム大学形成外科からのChuo先生。

手前の向かって左が、韓国からのKim先生。

8時間手術の後なので、みんなちょっとお疲れ気味。


永田小耳症形成外科クリニックでは留学生が来院した時には

いつもこのような風景となる。
P1010692.jpg
特殊な小耳症。
耳があるべき場所を赤で示している。
耳たぶの位置が低い。
本年1月に肋軟骨移植を行った。
P1020510.jpg
半年前に肋軟骨移植術を行っていた特殊な小耳症
本日は耳立て手術の日を迎えた。
P1020511.jpg
耳立て手術のデザイン。
P1020514.jpg
頭から血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
アトピー性体質のため、皮膚が、かさかさとして赤くなっている所がある。
P1020515.jpg
耳が立っている。
P1020516.jpg
耳が立っている。
P1020517.jpg
側面の状態。
耳の腫れは、入院中に引く。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



昨日は、家庭の事情でお休みし、一日中院長の年金の書類とにらめっこしていた。

今日は銀行やら郵便局やら、いろいろと外回りの用事があり、
自転車こいで、ぐるりと一回り。
最後に食料品を買い出して、クリニックへ帰ってきた。
冷蔵庫の前にどっこいしょと荷物を置いて、
冷蔵庫をあけて見たら、なべが丸ごと入っている。

昨日は私がいなかったので、何か作って食べたらしい。

なすとわかめの味噌汁。

普通の主婦なら、考えられない組み合わせ。
ナスも皮をむいていないので、黒い味噌汁になっている。
お昼ごはんに冷たいまま食べたら、これが、うまかった。

先日の10日は、結婚記念日だったので、
いつもは忘れているのだが、たまたま覚えていたのと、
晩御飯を作るのが面倒だったので、
「お祝いにすしでも食べに行きますか?」と聞いたら、
「ここで普通のめし」というので、
出かけるのも面倒なのねと思ったが、
昨日も
出かけるぐらいなら、自分で作ったほうがましなくらい、
面倒だったのね。

ともかく、もう少し涼しくならねば、
クリニックからは一歩も出られません。