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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

深刻な医師不足が叫ばれている。

地方国立大学医学部には都会の高校出身者が多数合格する。

例えば、その県の高校からの合格者が5パーセントにも満たないような地方大学医学部では

卒業して医師国家試験の合格者のうち

1パーセントか2パーセントしかその大学病院に残ることなく

出身地の都会の病院へ帰って臨床研修を行っている。


すなわち、地方大学病院に毎年医師が残って研修を行わないので、地方大学の医師が激減している。

大学というより病院の機能さえ保てなくなってしまっている。

地方大学病院は、もはや、このままでは滅亡状態だ。


もちろん人手不足となった大学病院から地方公立病院へ派遣していた医師を

大学へ呼び戻す事となるので、地方公立病院は消失一歩手前となっている。


地方公立病院の膨大な赤字は地方行政が補填するので地方財政はパンクする。

もっと深刻なのは日本全体で外科系の医師数がこの10年の間に1割以上も減少している事だ。

国民がすぐには手術を受けられない事態となっている。


先進国の中で日本は、

最も医療費が安い事、

いや病院が成り立たないほど「安すぎる医療費」となった事が原因となっている。

本日は、午前中に小耳症の患者さんが無事1名退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症患者さんが入院となった。


午前10時から入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸など処置のかかる患者さんたちが多く

包帯交換に2時間ほど要した。


午後からは外来の時間だったが、

本日は9月1日の夏休み明けとあって、外来は静かだった。


当院のホームページをリニューアルしたが、まだ不完全なところもある。

また、問い合わせのメールが一時、従来のホームページと混線していたようで

ようやく本日復旧した。


明日は、耳甲介型小耳症の肋軟骨移植術の予定だ。