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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

今週の土曜日、事務さんはお子さんの学校行事で、お休み。
一人で外来をしきる事になったのだが、心細い。
やはり、地震の混乱が一区切りついたのだろうか。
朝から問い合わせも多く、外来も混んでいた。

混んでいた患者さん達の中に、3・11の時入院していた患者さんもおられた。

「計画停電はどうですか?あっちへ帰ったらなんともないので、
あれはこっちにいないとわからないです。」と。

「いや、あちこち電気のスイッチを切って、ひんしゅく買ってます。」

寒くて暗い中、ベッドに入ってひたすら電気がつくのを待つのは惨めなもの。
もちろん現地の方達とは比べ物にはならないが、
お母さん達も子供達も余震にゆれながら、不安な入院生活だったに違いない。

当院も少しでも節電に努めようと、
先日はカーテンをつけ替えた。
遮熱カーテン。
予算の関係で、西日の当たる部屋だけだけど。
少しは効果があるといいけれど。

24時間点けているナースステーションの蛍光灯だけでも
LEDにしようと思っているが、
こちらはなかなか在庫がないようで、
注文してからだいぶ経つのに、まだ連絡がない。

夏本番は、これから。
計画停電がおそろしい、今日この頃。