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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

先日、入院中の方の御家族から、子供用の本を、頂いた。
一冊づつに永田小耳症形成外科クリニックのシールが、貼ってある。
入院中の子供達の年齢を考えて、選んでいただいたようだ。

小耳症の手術は、入院が1ヶ月近くかかるので、
小さくても文庫があればいいなと、思っていた。

4号室の男の子が、キッズルームにある少しばかりの本を選んでいたので、
頂いた本を持って行ったら、みんな大喜びだ。

そうだ、文庫をつくらねば。

とりあえず、
小さな本棚を買い、それを文庫とする事にしよう。
頂いた人のかしら文字を取って、
「K-文庫」

アスクルにFAXしたら、翌日とどいた。
今日注文したら、
明日、来る。

医局の前に立てかけてあるので、
運ぼうと思ったが、
重い。
「○センセ~~、助けて~~」
私が前で、○先生は後ろを持って運んだが、重い。
○先生は、
「こんなの片手で運べます」と言うけど、あの、重いんですけど。

2Fの廊下でダンボール開いて、説明書開いてうなっていたら、
何人かのお母さん達が
「本箱ですか」と集まって、
ああでもないこうでもないと、よってたかって組み立ててもらった。

母さんが、3人集まれば文殊の知恵

いや、助かりました。
一人では何時までかかったか、わからない。

まずは手始めの小さい文庫です。