
耳の大きさはある程度成長しているものの、上行脚、下行脚、耳輪脚が存在しない。
耳珠に穴が開いている。
耳穴の場所が通常より下に存在する特殊なタイプの小耳症。
この症例に正常な耳を再建する事は、
再建された耳の作り直しを行うのと同程度に非常に困難な手術。

耳があるべき場所と大きさを科学的に決定しているところ。

手術デザインの完成。

日狩りは肋軟骨を4本採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
中央は摘出した耳介軟骨。
右は型紙。

間違った形態の耳介軟骨を摘出して
皮弁形成および皮下ポケットを作成した。

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植した。
半年以上経過し、腫れが引いた後に耳立て手術を行う予定。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。