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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は午前中局所麻酔の手術を1件行った。

その後入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

さらに、入院中の小耳症患者さんの包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる小耳症の患者さんが多く包帯交換に2時間ほど要した。

また、明日の小耳症の肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、来週小耳症の手術予定の3名の患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

福島原発事故は、津波により2個用意していた非常時補助電源をはじめ

外部電源が全て使えなくなったために、

核燃料棒の冷却水の循環が不可能となったためにメルトダウンが起きた事故だった。


非常時の補助発電装置が2個とも地下に設置されていたために

津波により水没した事で故障してしまった。


2個のうち1個を高い位置に設置するか、

厳重な防水処置を行うべきだった。


補助発電装置は、当初は1階に設置されていたが

2個の補助発電装装置を地下を掘って2個とも地下に設置しなおすという設計を

東電が国に申請したのだった。

なぜか愚かな事に国はこの計画に許可を与えてしまったのだ。


この判断ミスが最も責任重大と言える。

原子力安全に対する東電と国の安全へのチェックが働いていなかった。


循環水の循環が不可能となったのだから

2日以内にメルトダウンが起きることが明確だった。


さらに「マークⅡ型」という格納容器が小さい福島の原発はメルトダウンが起きる際の

水素発生による爆発を防ぐために水素を外部に放出「ベント」せざるを得ない欠陥原発だった。

この水素放出の再に、必ず放射能をも外部に放出されてしまうという欠陥があるのだ。

放射能放出を軽減するためのフィルターすら付けられていなかった。


昨日も書いたように、格納容器が大きなタイプの原発では

発生した水素を格納容器内で燃焼させて圧力を下げることが可能なので

メルトダウンが起きても放射能を外部に放出することが無い。


地震と津波が発生する日本ではこの「マークⅡ」タイプの原発は危険なのだ。

このタイプの原発が日本には10基存在する。

少なくともこれら10基は、直ちに停止する必要がある。
















本日夜のNHK放送は、原発事故に関するものだった。

非常に理解しやすい説明だった。

以下にそのまとめを書いてみた。


原子炉が運転中は、原子炉を取り囲む格納容器内の

水を循環させて核燃料棒が安定して冷却されている。

その水を循環させるために、外部の電源からのエネルギーを用いている。

だから外部からの電源が常に確保されている必要がある。

非常用電源が複数用意されていることが重要だ。

福島原発事故は、この全ての電源が崩壊したためにわずか2日以内にメルトダウンが起きた。


アメリカにおける原子力発電所のタイプは、8種類存在する。

格納容器を大きくすれば、炉心溶融「メルトダウン」が起きた時に発生する水素を燃焼させ、

格納容器内の圧力上昇を防ぐことが出来るので爆発を防ぐことが出来る。

爆発しなければ放射性物が外へ漏れることは無い。


しかし格納容器の大きなタイプを建設するには高額の費用を要する。

そこで費用を低くするために格納容器の容積を小さくして設計されたのが

「マークⅡ」というタイプの原子炉だった。


アメリカでもまだ営業運転が行われていなかった1970年代に

アメリカが開発したマークⅡを、すべてアメリカの会社から設計工事の全てを

行ってもらい日本に建設した原子力発電所の第1号機が福島原発1号機だった。

日本で開発されたものではない。


つまり、福島原発は、「マークⅡ」というタイプの原発だ。

マークⅡというタイプは格納容器が小さいタイプなので

メルトダウンが起きると発生する水素の燃焼処理が出来ず、格納容器が爆発する。


そこでアメリカではマークⅡの問題点が1980年代から指摘されていた。

その結果、水素爆発を起こして格納容器が破壊するのを防ぐためには、

応急処置として格納容器外へと水素を放出せざるを得なくなる。


この放出をベントと呼ぶが、ベント操作で必ず放射性物質を必ず放出することになる。

だから、マークⅡは欠陥原発という事だ。


福島原発の非常用電源は最初は1階に建設されていたが

後で、地下1階へ2個建設移転された。

しかも防水されてもいなかった。

この設計を行ったのは東電であり、その許可を出したのは国だった。


リスクを分散するためには、

非常用電源は、別の高さに複数建設しておくべきだったのだ。


ちなみにマークⅡタイプの原子力発電所が、

日本には10箇所も存在しているというから恐怖だ。