
インド国内の某病院で小耳症の手術を行われたものの、
このように不幸な結果となった。
再々建手術目的でインド人の形成外科医師から
永田小耳症クリニックを紹介された。

耳の後ろには色が異なる皮膚移植が行われている。

耳が存在すべき場所をこのようにして科学的に決定する。

再々建手術の複雑なデザインの完成。

左が移植されていた肋軟骨を摘出したもの。
真ん中が新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
右が型紙。

左が、永田法の3次元肋軟骨フレーム。
右が型紙。

頭からTPF(血管膜)を起こした。
右上は側頭部から採取した薄い皮膚。
右中が、移植されていた色が異なる皮膚を切除したものおよび永田法3次元肋軟骨フレーム。
右下が、摘出した移植肋軟骨。

3次元肋軟骨フレームを耳が存在すべき場所へ移植して
耳の下前方は皮弁で被覆し、
皮弁の表面積が不足する耳の上外側はTPFの血管膜で被覆した。

TPF(血管膜)の上には側頭部から採取した薄い皮膚を移植した。

手術終了直後の状態。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。