
2011年3月3日、耳垂残存型小耳症の術前。

手術デザイン。

肋軟骨を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。

皮弁形成および皮下ポケットの作成。

永田法の3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植した。

そして2011年9月27日、耳立て手術の日を迎えた。

耳立て手術のデザイン。

耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを後ろから被覆して生かすための血管膜(TPF)を頭から起こした。
さらにその上に色が同じ皮膚を移植するために側頭部から薄い皮膚を採取した。

耳が立っている。

耳が立っている。

手術終了時の全体像。
耳の腫れは入院中にひく。
皮膚の採取部は治って髪の毛が生える。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。