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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は日曜日。

永田小耳症形成外科クリニックの駐車場は、満車となっていた。

入院中の小耳症の患者さん達の家族がお見舞いに来ているからだ。


患者さん達は、ほとんどが10歳の小学生ばかりなので

御両親や兄弟姉妹、また祖父母の方達まで訪れるので

異常に病室が賑やかとなる。


入院中の患者さんにとって、家族がお見舞いに来てくれることは喜ばしいことではあるが、

インフルエンザの流行するこの季節は、

お見舞いの人のうち一人でも院内にインフルエンザを持ち込まれると

次々と感染が広がり大変な事になる可能性がある。


だから、お見舞いは必要最小限の人だけに留めていただきたい。

咳などしている人は、たとえ両親であってもお見舞いをご遠慮している。


全身麻酔下で8時間もかけて胸から採取した肋軟骨を移植して

再建した耳がスムーズに治癒することが第一目的だからこそ

お見舞いの人数制限を行っています。


日本経済の赤字の大きさを考えると

消費税引き上げが必要だと言う事は誰もがわかっている。


毎年支出のうち借金を50パーセント使っている日本国が

このまま平穏で続くはずがない。

ばらまき政策ばかりでは、成り立つわけがない。


このままの制度を継続すれば

国民皆保険の医療制度を継続するための資金が今後はパンクする。

それは日本の突然死を意味する。


具体例を挙げると

年金制度も崩壊する。

公務員給料も払えなくなる。


教師に給料が払えなくなり学校も崩壊する。

医療費を病院にも払えなくなると病院が崩壊する。と、

国民皆医療制度などすぐに崩壊する。

それこそ、100パーセント治療費を自分で払わなければ医療を受けられなくなる。


年金が払えなくなると、

年金のみを頼りにしていた老人は生きていく事すらできなくなる。

もちろん生活保護費も払われなくなる。


まさにギリシャと同じことが日本に起きる事となる。

いや、国際社会がギリシャは救えても、

日本の経済規模はあまりに規模が大きいが故におそらく救えない。


日本も、もはや膨大な赤字すなわち「国債という借金」を

そのまま増大させ続ける時間的余裕はほとんどなくなっている。


選挙に向かって票を得るためだけに

「消費税引き上げ反対」などと悠長なことを言う政治家は失格という事になる。

簡単な算数もできないほど国民は馬鹿ではない。


消費税を引き上げると、景気が悪化して税収が減少し悪循環だ。と

目先のことばかり言う人がいるが

赤字が膨らみ財政が崩壊すると、前述したように、もっと最悪の事態となる。


高福祉のためには高負担が必要だ。

税金の徴収方法の中でもっとも公平なのは消費税だ。


本当に10年後の日本を考えれば、もはや遅すぎる事態を迎えている。

政治家もマスコミも、日本の借金がこのままでいくとどうなるのか

真実をわかりやすく解説することが必要だ。


日本の突然死だけは防がなければならない。










本日は、土曜日、

永田小耳症形成外科クリニックでは午前も午後も、小耳症外来の日となっている。


小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で再診の患者さん達数名を診察した。

また、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

外来に降り、小耳症で再診の患者さん達を診察した。


午後からも小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


忙しかった今週もあっという間に終了した。

気が付けば、もはや12月になり3日となっている。

今年もあと1か月を切った。

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半年前に再建した耳介。

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耳立て手術のデザイン。

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頭から薄い皮膚を採取した。
側頭部から血管膜「TPF」を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

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耳が立っている。

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耳が立っている。

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耳が立っている。手術直後の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。

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これまで当院へは、毎年海外から形成外科医が

永田法の小耳症手術の見学に訪れている。


今週、オーストラリアから

永田形成外科クリニックの小耳症手術を見学に来ている形成外科医がいる。

「アンドリュー、グリーンスミス」医師だ。(左)

ロイヤル・チルドレン病院の形成外科のチーフ。


これまで、アンドリュー医師は顎顔面外科に関するトレーニングを

フランスのマルシャック医師と、メキシコのモナステリオ医師の両者から受けたとの事。

小耳症は、永田法を学びに来た。


オーストラリアのロイヤル・チルドレン病院に「小耳症センター」を設立したいとの事。

小耳症治療に熱心なので質問の内容も高度で教えがいがある。

見た目には結構白髪が多いがまだ若く42歳だ。


オーストラリアにも、正統派の永田法が行われるようになるだろう。
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小耳甲介型小耳症の術前。

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手術デザイン。

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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。

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前胸部から肋軟骨を4本採取して彫刻しワイヤーで組み合わせて
作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。

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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植し再建した耳介。