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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
永田小耳症形成外科クリニック
Satoru Nagata,M.D.,PH.D.
医学博士  永田 悟
20/January/2012
P1040209.jpg
Reconstructed auricle.
6 months after the 1st stage operation for lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症に対し耳介再建術後半年の再建された耳介。

P1040211.jpg

The zigzag line is for the elevation of the temporoparietal fascia flap [TPF] and the spindle-shaped area outlined is for the harvesting of the ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS]
ジグザグ線は、血管膜「TPF」を起こす線。
側頭部のスピンドル線部から非常に薄い頭皮の皮膚を採取する。

P1040212.jpg
The appearance with the elevated TPF and costal cartilage block for auricular projection.
TPFを起こし、耳を立てるための肋軟骨ブロックを示す。

P1040213.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳介が立っている。

P1040214.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳介が立っている。

P1040215.jpg
The lateral postoperative view.
側面像。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
永田小耳症形成外科クリニック
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
医学博士  永田 悟
 19/January 2012

P1040197.jpg
This patient's auricle (lobule type microtia) was reconstructed at a university hospital.
Unsatisfactory results caused by Tanzer modified method [conventional method].
Please note the defect in the superior pole of the reconstructed auricle.
Resorption occured in the superior pole of the helix.
Furthermore, skin from the groin area was grafted on the conchal vault and the color does not match.
関東地方の某大学病院形成外科で、
耳垂残存型小耳症に対し耳介再建手術を受けたものの不幸な結果となり
本日耳介の再々建手術となった。
耳甲介部には、色が異なる皮膚が移植されている。
耳輪の上方と外側には移植肋軟骨の吸収による欠損となっている。
耳の後ろには2つの皮弁を移動されており瘢痕が長く残り、
また色が異なる皮膚が移植されている。
耳は立ってもいない。

このような、従来法であるタンザー法もどきの手術が行われると血行不足なので
移植肋軟骨が生き続けられなくなり、時間の経過とともに移植肋軟骨の吸収が必ず起こり
変形萎縮を引き起こし、永田小耳症形成外科クリニックへ再々建を希望されて来院されている。

P1040199.jpg
Incision line of secondary reconstruction in red.
再々建手術のデザイン。

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The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated and skin flaps are formed.
Poor color match grafted skin and costal cartilage frame are excised.
血管膜「TPF」を起こし、皮弁を作成した。
色が異なる耳甲介の移植されていた皮膚は切除した。

P1040200.jpg
The removed cartilage framework from the primary reconstruction, newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame] and paper pattern.
Note the difference of the two cartilage frameworks and the difference in dimension.
左は以前に移植されていた肋軟骨フレームを摘出した物、従来法のタンザー法に準じた形。
中央は、新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
右は本人サイズの型紙。

P1040203.jpg
Fabricated 3-D frame is grafted in normal anatomical position. Lobule portion is covered with anterior skin flap of the lobule. Conchal portion and posterior surface of the tragus is covered with posterior skin flap of the lobule.
3次元肋軟骨フレームを耳があるべき場所へ移植した。
耳甲介部および耳珠の後面を耳垂後面皮弁で、耳垂部を耳垂表側皮弁で被覆した。

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The upper and laterel part of the grafted 3-D frame is covered with TPF.
耳の上方および外側を血管膜「TPF」で被覆した。

P1040206.jpg
The appearance after TPF cover and full thickness skin, split thickness scalp skin cover.
血管膜の上は、耳の全層皮膚移植し不足部に分層頭皮を移植した。
腫れが引いて輪郭がはっきりと出る半年後に耳立て手術を行う。