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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は午前中に小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、海外の学会からの講演依頼に対するメールの返事や

海外の耳の英文論文審査チェックなど、いろいろとメールの作業で忙しかった。

また、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

先週小耳症で初診で来院された大人の患者さんが再び来院され、手術予約を決定された。


その後、小耳症で初診の大人の患者さんが来院され、

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


子供時代に他の施設で小耳症に対する耳介再建術を行われたものの

不幸な結果となり再々建を希望して来院された。

同様に再々建を行った大人の患者さんが現在当院に入院中でもある。


これらの作り直しを希望されて当院へ来院される患者さんが

現在日本中から絶える事が無い。


私の小耳症に対する論文がアメリカ形成外科学会に掲載されたのが、すでに1992年から。

その後20年を経過した現在、「永田法」は欧米各国をはじめ世界中に広がっているが、

足元の日本では、従来法を行われ続けていた。


国内の学会においては、1980年代半ばから、私はこの方法を報告し続けていた時期もあったが

他の施設では従来法を行い続けてきた所が未だに多いのが実情だ。


その間も、国際形成外科学会やアメリカ形成外科学会、ヨーロッパ各国の形成外科学会などから

少なくても1時間以上あるいは2時間にわたる招待講演を依頼され続けて来た。


タンザー法などの従来法で手術を当時うけられた国内の患者さん達は、

現在、全員作り直し手術の適応となり、

日本中から作り直しを求めて当院へ来院されるという結果を招いている。


春休みの先週までは、多くの子供さんの小耳症患者さんが来院されていたが

春休みが開けた今週は、大人の小耳症の患者さんが来院されている。


このブログに、すでに何度も作り直し手術を掲載している理由の一端がお分かりいただける。