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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph.,D.    17/May/2012
1-st stage operation for clinical anotia complicated with low hair line

永田小耳症形成外科クリニック   永田 悟    2012年5月17日
ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症に対する肋軟骨移植術

P1040756.jpg
The preoperative appearance is shown.

術前の状態。

P1040758.jpg
The transparent film template reveals
the proper anatomical location
where the auricle is to be reconstructed.

正常な耳介の位置を決定するために
透明フイルムに印刷した設計図を用いる。


P1040757.jpg
The outline for the first stage operation
revealing that the auricular remnant lobule
is located at a great distance to be used
for auricular reconstruction.
As shown here, more than 95% of the surgical site
penetrates into the hair-bearing skin.
Therefore this case is
clinical anotia complicated with low hair line.

存在している耳垂は耳が存在すべき場所からは程遠いので、
耳の再建には利用できない。
この症例は、95パーセント以上のローヘアーラインを伴っている
臨床的な無耳症である事になる。

このような重篤な症例は、従来法であるタンザー法やブレント法では再建が不可能だった。

P1040759.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage framework[3-D frame]
with the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040760.jpg
Antero-lateral view,
the fabricated 3-D frame with the paper template.

斜前方からの所見。

P1040761.jpg
First, the ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvestad.
Then the hair follicles in the area
for auricular reconstruction are excised.
The temporoparietal fascia flap [TPF」 is elevated.

まず,薄い頭皮皮膚を採取した後、耳が存在すべき場所の頭髪毛根部を切除した。
側頭部から血管膜「TPF」を拳上した。


P1040763.jpg
The fabricated 3-D frame is placed
in its proper anatomical location.

3次元肋軟骨フレームを耳が存在すべき場所へ移植した。


P1040764.jpg
The TPF passed through the skin tunnel
to cover the 3-D frame.

TPFを皮下トンネルを通して3次元肋軟骨フレームを被覆するために移動した。

P1040765.jpg
The TPF is tranposed downward to cover the 3-D frame.

さらにTPFを下に向けて移動した。


P1040766.jpg
The appearance after TPF cover.

TPFで3次元肋軟骨フレームを被覆した。

P1040767.jpg
The appearance after UDSTS cover.

TPFの上に薄い頭皮皮膚を移植した。

P1040768.jpg
The appearance at the end of
the first stage operation with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行った。

P1040769.jpg
The total suture line.
手術全体の縫合線を示す。
頬部に残っている耳垂は、次回の耳立て手術時に、頬を再建するために利用する。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。