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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
satoru Nagata,M.D.,Ph.D.   18/May/2012
1-st stage operation for clinical anotia complicated with low hairline

永田小耳症形成外科クリニック   永田 悟   2012年5月18日
ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症の肋軟骨移植術

P1040771.jpg
The preoperative appearance.

小耳症の術前。

P1040773.jpg
The transparent film template reveals
the proper anatomical location
where the auricule is to be reconstructed.

透明フィルムに印刷した設計図を用いて耳があるべき場所を決定する。



P1040772.jpg
The outline revealing that
the lobule is located at a great distance
to be used for auricular reconstruction.
As shown here, more than 35% of the surgical site
 penetrates into the hair-bearing skin.
Therefore this case is
clinical anotia complicated with low hairline.

設計図を写し、耳があるべき場所を決定すると
耳垂は、耳があるべき場所とは異なるので、耳の再建のために利用不可能な事が理解できる。
耳があるべき場所の35%に、髪の毛が生えている。
それゆえ、この症例は、「ローヘアーラインを伴う無耳症)としての手術となる。

P1040774.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame [3-d frame]
 and paper pattern.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040775.jpg
First,the ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
Then the hair follicles in the area
for auricular reconstruction are excised.
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.

まず、薄い頭皮皮膚を採取した後、
耳が存在すべき場所に生えている頭髪毛根部を切除した。
また、頭から血管膜「TPF」を拳上した。


P1040777.jpg
The fabricated 3-D frame is placed
in its proper anatomical location.

3次元肋軟骨フレームを耳があるべき場所へ移植した。

P1040778.jpg
3-D frame is covered with TPF.
Lobule is removed.

3次元肋軟骨フレームはTPFで被覆した。

P1040779.jpg
TPF is covered with UDSTS.

TPFの上にあらかじめ採取していた薄い頭皮皮膚を移植した。

P1040780.jpg
The appearance at the end of the first stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術を終了した。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。