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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は、午前中入院していた小耳症の患者さんが診察後、無事退院となった。

土曜日の本日、永田小耳症形成外科クリニックは小耳症外来日となっている。

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った後

2名の小耳症で初診の患者さんの診察を行った。


午後からは、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

気が付けば、現在の永田小耳症形成外科クリニックには

単なる小耳症というばかりでなく、再々建や、ローヘアーライン、無耳症など、

日本全国から来院された治療困難な患者さん達ばかりが入院している状態となっている。

当然包帯交換も手術と同様、真剣勝負だ。

患者さん達と共に、私は、

この困難な治療と戦っている戦友となっている。







思い起こせば

小耳症に関する治療法として1992年から1993年にかけ、

私はアメリカ形成外科学会誌に論文を投稿し6論文が掲載された。

その後、世界中から論文のリプリントの請求の手紙が毎日毎日届くようになり

リプリントを送る手紙代だけでも相当な額になった。

更に、

フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、カナダ、オーストリア、スペイン、イギリス、

オーストラリア、トルコ共和国、メキシコ、台湾、クエート、インド、アメリカ合衆国、

フィンランド、などなど、の

形成外科学会などから招待講演やデモンストレーション手術など依頼が

毎年毎年続くようになった。

また、世界中の多くの形成外科医達が、

私の小耳症手術の見学に来日するようになった。

それら多くの形成外科医達の中でも

1年間にわたり私のところへ留学し、小耳症手術を死に物狂いで学んだ形成外科医がいる。

10年ほど前

ユーレイ・チェン医師と、フーチャン・ウェイ医師からの正式な依頼状が届き

台湾の、チャングン大学病院から私のもとへ派遣されたズンチャン・チェン医師だ。


彼が帰国してからも、依頼に応じて、私は何度となくチャングン大学へ飛び

小耳症の再々建手術やローヘアーライン手術などを行って

彼の指導を行った。


彼は、熱心であるばかりでなく芸術的才能も有ったので

めきめき実力をつけていった。

世界中にいる弟子の中で、最も私の手術法を獲得した一番弟子の医師となった。

その後、チャングン大学の小耳症治療専門医師として

彼は超多忙な日々を過ごすようになった。

この2.3年ほどは、お互いに忙しく会う機会もなかったのだが


その彼から今夜電話があった。

まことに懐かしい声だった。

来月半ば来日し3日間当院を訪ねると言う。


彼と又、再会するのが、非常に楽しみだ。