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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は土曜日、

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来日。

8月で最後の土曜日とあって小耳症の患者さんが日本中から来院され、

外来が込み合った。

再診の患者さん達数名の診察後、初診の患者さんに診察を行った。

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

その後も再診の患者さん達の診察を行った。


午後からも多数の小耳症の患者さん達が来院され

診察終了したのが午後4時近くとなった。

ようやく病室へ上がり、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


木曜日は10時間半の小耳症手術、

金曜日は、9時間の小耳症手術、と

長時間手術が連続した後の本日なので、やや疲労が残っているものの

小耳症で術後の患者さん達が耳が完成して喜ぶ姿を見たり、

その後も外来に日本中から小耳症の患者さん達が経過観察のために来院されて

元気になった子供たちの診察を行っていると、

いつの間にか疲れも吹き飛んでいるから不思議だ。


小耳症手術による耳介再建術の進歩に生涯をかけ続けて来て良かったと感じる一瞬だ。