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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は小耳症で入院されていた患者さんが診察後無事退院となった。

その後外来には日本全国から小耳症の患者さん達が診察に来院された。

再診の患者さん達の診察を行い

空いた時間を利用して入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換が終了して外来へ再び降りると

また小耳症の患者さん達が来院されていた。

診察を行って午前の外来を終了。


午後の外来は午後1時から再開した。

小耳症で再診の患者さん達を診察後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

患者さんはまだ生後4か月なので手術予定は10年後となる。

つまり10年後の手術予定が決まっているという事だ。


だから今年小耳症の手術を行っている患者さん達は、

10年前に赤ん坊の時に初診で来院された患者さんが多い。


小耳症に特有なのだが、手術予約は10年後まで決まっている。

10年後の手術予約を決定する疾患など、他には無いのではなかろうか?