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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

1980年代は、日本経済が成長し続け、

1987年に、そのピークを迎えた。


人口ピラミッドで、最も人口の多い団塊の世代は、

受験地獄と言われた最も厳しい受験戦争を戦い抜き、

世界との競争に打ち勝って飛躍的に経済の発展を実現した。


その一方で、団塊の世代は、最も高額な不動産を購入させられた。

当時37歳から40歳で

日本が生産活動のピークを迎えた時期だった。


経済の発展は、科学技術の発展、芸術の発展を生み出した。

活気と活力にあふれた時代だった。


それ以前の封建社会を打ち砕き、新たな社会を生み出した。

その団塊の世代は、現在62歳から65歳を迎え

それ以前の60代だった世代の常識を打ち破るほど

活気にあふれる経済活動を行っている。


今後日本は少子化のため、世界で最も早く高齢化社会を迎える事となる。

週休2日となり、競争を亡くした現在の日本社会は、

今後世界との競争に打ち勝つことが厳しくなって行くだろう。


かつては、世界の先進国諸国だった西ヨーロッパが経済危機となっているのだから

日本は、かつての栄光に浸っている暇はない。


「楽あれば苦あり」で、逆も成り立つ。