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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は、インドで小耳症の手術を行われたものの不幸な結果となり
永田小耳症形成外科クリニックで、1回目の肋軟骨移植術の再々建手術を行い、
2回目の耳立て手術後、退院した患者さんが、
7か月を経過し外来に経過を見せに来院された。
インドからの来院で日本は冬となっていたので、患者さんは寒かったと思う。
経過は順調だった。

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インドで耳垂残存型小耳症に対して耳介再建手術を受けたものの
不幸な結果となっていた。

Operated in India for lobule type microtia but unfavourable result.

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永田小耳症形成外科クリニックで、再々建手術を終了して7か月後の状態。

7 months after the secondary reconstruction operation
at Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic in Japan.


その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。
また、明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。

午後からは、小耳症外来の時間帯となった。
小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った後
小耳症で初診の患者さんが来院されたので
手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。
また、さらに小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。