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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 10/January/2013
1st-stage operation for anterior tilted lobule type microtia complicated with low hair line


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年1月10日
ローヘアーラインを伴う前傾耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050646.jpg
The preoperative appearance of
anterior tilted lobule type microtia
complicated with low hair line.

前傾耳垂残存型小耳症にローヘアーラインを伴う小耳症の術前。

P1050649.jpg
Preoperative planning
to confirm the proper anatomical location
utilizing transparent film template.

透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いて
再建する耳の場所と大きさを設計する。

P1050648.jpg
Normal anatomical position of the auricle.

耳が存在すべき場所を示す。

P1050647.jpg
The outline for the first stage operation.
This case is anterior tilted lobule type microtia
complicated with low hair line.

手術デザイン。
ローヘアーラインを伴う前傾耳垂残存型小耳症。
しかも、耳垂は正常よりも下方に位置している。

P1050650.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームおよび紙型。

P1050651.jpg
The tempoloparietal fascia flap [TPF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
Hair follicle portion excised.
Fabricated 3-D frame.
Anterior skin flap,
posterior skin flap,
tragus skin flap formed.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した後、ローヘアーラインの頭髪毛根部を切除した。
作成した3次元肋軟骨フレーム
耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁。耳珠皮弁を作成した。

P1050652.jpg
3-D frame is grafted
in its proper anatomical position.
Lower half portion of the 3-D frame
is covered with skin flaps.

3次元肋軟骨フレームを正常な場所へ移植して
下半分は皮弁で被覆した。

P1050653.jpg
Upper half portion of the 3-D frame
is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームの上半分はTPFで被覆した。

P1050654.jpg
TPF portion is covered with UDSTS.

TPFの部分は頭皮分層皮膚で被覆した。

P1050655.jpg
Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行った。
手術時間10時間。麻酔時間11時間55分。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。