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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

日本は、1945年広島、長崎に原爆投下を受け

世界で、唯一の被爆国家である。

爆風の破壊のみでなく、その後長期における放射能被害を経験している。

現在も原爆病院が存在し、広島、長崎には大学病院などに

放射能障害に関する多くの資料が蓄積されている。


ところで福島原発事故で漏れ出した放射能量は、

広島、長崎での放射能量よりはるかに多い。


広島、長崎での放射能障害による白血病や甲状腺癌などで

原爆病院で闘病生活を送っている患者さんは現在も存在する。


福島原発事故後、現在放射能障害による人は存在しないとしているが

本当だろうか?

今後長期に経過を見守る必要がある。


特に事故後5年後から子供達の甲状腺癌が急増したという

チェルノブリ原発事故後の報告があるからだ。


目に見えない放射能だからこそ科学的な調査が必要だ。


除染作業であたかも放射能が無くなるという誤解を与えるような事を言っているが

多くの山林の隅々まで除染する事は到底不可能だ。

町を除染しても、山から水は流れてくるのだ。