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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

ローマ帝国は紀元前700年以上も前から1400年も存在し、

地中海全域を取り囲む巨大帝国だった。

ローマは軍事大国で、巨大化した。

その間に、各地の文化を取り込んで行った。

中でも、ローマ建築は、現在でも残るような強靭な建築物というばかりでなく

芸術的にも高く評価されるものだった。

古代ローマは、現在からみても優れた都市機能を有していた。

人口100万人のうち40万人は捕虜だったそうだ。

それら捕虜達の労働によって建造物が建てられたそうだ。

現在のコンクリートに匹敵する強度を持つ材質を使って

何世代にもわたり受け継ぐことが出来るローマの住居は、

それぞれの世代で行った仕事が蓄積され続け、美しい街並みが広がっていく。

1世代使って終了する日本の住宅とは全く異なる戦略のもとで建築された都市だ。