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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

アロエのお母さんへ。

母の愛は院長をも軽く超える。
ここにいると、いろんな母がいるけれど、
すべての母ってほんと強いなあと思います。
お嬢さんの次回の入院も、楽しみにしています。

ところで、
夏休みも残すところ、わずかとなってきたね。
入院中の子供たちは、宿題終わったろうか。

私の見るところ、がやがやと頭突き合わせて、ゲームして、楽しそうだ。
宿題、してる子なんて、いるのかな。

手術の翌日は、ちょっと大変だけど、
その翌日は元気になって、
子供たちは3日目からは「ふつう」と言っているから、
1か月の入院中に、毎日勉強したら、退院のときは天才になってるかもよ。

でも、そんな子はたまにはいるけど、
ほとんどはここぞとばかり、
毎日楽しく過ごしています。

先日は、遅くまで起きてる競争をやってるとか、聞いたけど、
ここは、毎日修学旅行じゃないんだゾウ。

規則正しく生活して、きちんと傷を治して帰りなさい。

手術の翌日はご家族は心配で、
痛がって泣いているんじゃないかしらと、
朝早くからおいでになるが、
ご本人はけっこうすたすた歩いたりされるので、
たまに拍子抜けされたりもする。

中には一人で頑張っていたのに、お母さん顔を見た途端、泣き出すのもいるし、
泣いたり笑ったり、それぞれの入院生活。

無事に元気で、退院できますように。




本日は午前中小耳症で入院していた患者さんが診察後無事2名退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さん達が多いので包帯交換に時間を要した。


午後からは、小耳症の患者さんが多く来院されて外来があふれた。

来週手術予定の患者さん達3名の全身麻酔用術前検査を行った。

さらに小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

その後小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。