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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

慌ただしい11月もやっと終盤に入った。
私にとって、12月より、むしろ開院記念日のある11月こそが、師走みたいなもの。

避難訓練あり、インフルエンザの予防注射あり、健康診断あり。

今年は福岡で有床診療所の火事があり、気の毒にも亡くなった方が出て、
いつも以上に消防訓練は忙しかった。

例年にはない立ち入り検査が、消防署と県からと2度もあり、
保健所からは、アンケート用紙が送られてきた。

特に大きな問題点もなく、無事に終わったが、
クリニックでも夜間の見回りや、点検など、今まで以上に気を付けていきたいと思っている。

さて、残るは健康診断。

今日はついに最後の大物。
院長の健康診断の日。

院長は、近くの○○病院で、毎年健康診断を受けているのだが、
今年は私は何かの祟りか歯痛のために、歯医者の予約を入れており、
院長を連れて行くことができない。

院長は、なんせ自分はどこも悪いところはないと、信じ切っているので、
下手すると忘れているか、
診察も受けずにトンずらするか、
  (回診があるだろうという)
不安なので、ナースさんや事務さんにくれぐれもよろしくと、頼んでおいた。

今朝は無事に、ナースのIさんに、病院まで連行されているはずだ。

少なくとも患者さんたちに迷惑かからないよう、自己管理に気を付けてほしいものだが、
これがなかなかに難しい。



本日は11月25日月曜日。

午前中に、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に時間がかかった。

その間に明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

来週手術予定の患者さん達3名の全身麻酔用術前検査を行った。

その後小耳症で最新の患者さんを診察した。

さらに小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて、手術法の詳しい説明を行った。

明日は再々建した小耳症の耳立て手術が予定されている。