fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

また、クリニックでに避難訓練を行った。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

さらに、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


永田小耳症形成外科クリニックでは、年間を通じ毎週小耳症手術を3件行っている。

1件の手術時間は8時間なので、1日に1件の手術だ。

小耳症の発生率は6000出生に1人という非常に希な疾患なので

平均的な人口の各県に年間2人程しか発生しない。

年間で140件の小耳症手術件数となっており、患者さんは日本全国から来院されている。

国内で小耳症手術件数が最も多い医療機関となっている。


手術日は、火曜日、木曜日、金曜日なので、その曜日には外来はできないため

玄関は締まっている。

週に3日も玄関が閉まっているのだから

ご近所にお住まいの方にとっては、いつもお休みのクリニックに見えるかもしれない。

外来日は、月曜日水曜日の午後1時から4時までと、土曜日の午前9時から午後4時までとなっている。

患者さんは日本全国からなので、土曜日の外来は混雑することが多い。


今週は、アメリカから形成外科医が小耳症手術を学ぶため、当院を見学中だ。

午後からは小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。