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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

早いもので本日は、12月26日、今年も残すところあとわずかとなった。

永田小耳症形成外科クリニックに現在入院患者さん達も順調な経過をたどっている。


本年最後の土曜日とあって、日本中から小耳症の患者さん達が来院された。

午前中の診察を終了し、ほっとしたのも束の間で、


午後には、外傷で耳介を切断された患者さんが来院された。

皮膚が欠損し耳介軟骨の一部が露出したままなので、

とにかく露出肋軟骨を切除して感染を防ぎ

傷をふさがなければ、耳介の再建術を行えない。

年末の休みが、ま近になっての事故だ。


ところで、イギリスでは外傷による耳介欠損の原因の第1位は、

人に咬まれて切断された事だ。

日本ではほとんど少ないが、国民性の違いがあるようだ。