
9月23日ロサンゼルス・アメリカ形成外科学会で筆者「永田 悟」は、受講生の前の壇上で
午後1時から4時までの小耳症の3次元肋軟骨フレームの教育コースを行っている。
一通りのスライドでの説明をまず行った。

その後、耳介の再建時に作成する肋軟骨フレームの作り方を
アメリカの形成外科医に学んでもらうために、
筆者が実演している状況をスクリーンに写し出し、
聴講生はそれを見ながら実習を行う。

聴講生達が実習を行っている様子。

わからない点があると、聴講生が筆者のもとへ質問に来て、それに答える筆者。

筆者が3次元肋軟骨フレームを作成している様子。

右は、筆者が作成した3次元肋軟骨フレーム。
左は耳の紙型の設計図、中央は紙型を切ったもの。

実習は3時間の予定だったが実際は4時間を超えた。

聴講生に個別指導を行っている。

聴講生が必死になり始めて、次第に個別指導から集団指導へと変わってくる。

筆者が作成した3次元フレームと、聴講生が作成した3次元フレームの違いを比べて
両者の比較写真を撮影する聴講生。

この教育コースを指導したメンバー。
左は、山田朗医師。中央が筆者「永田 悟」。右はGordon Wilkes 教授「カナダのアルバータ大学」。

毎年恒例となっているアメリカ形成外科学会での永田法の小耳症の教育コース。
今年は2016年9月23日からアメリカ形成外科学会が開催された。
場所は、Los Angeles Convention and Exhibition Center 「ロサンゼルス・コンベンションセンター」。
写真はロサンゼルス・コンヴェンションせンター玄関前の様子。
筆者「永田 悟」は,
「永田法の小耳症手術での3次元耳介フレームの作成法」を教育するためのプログラムを行った。
タイトルは[Carving a 3D Ear Framework-A Hands on Surgical Simulation]
アメリカ形成外科学会の教育プログラム[EDUCATIONAL PROGRAM]で
2016年9月23日午後1時から4時までの3時間コースを行った。
わかりやすく言うと、小耳症手術における永田法の肋軟骨フレームの作り方を
アメリカの形成外科医に教えるため
カリフフォルニア・ロサンゼルスまで行って
アメリカ形成外科学会の中で3時間の教育を行った。
受講生が熱心だったので実際は4時間もの教育コースとなった。
受講生は、小耳症を専門として行っている形成外科医師が対象で
アメリカ、メキシコ、ブラジル、日本、など世界中からの形成外科医師達が出席していた。
9月21日の夕方5時過ぎの飛行機で成田からロサンゼルスへ飛び
時差ぼけの中で、9月23日午後1時から夕方4時までの教育講演を行い、
翌日の9月24日、午後12時55分の飛行機に乗りロサンゼルス交際空港から成田へ
到着したのは日本時間で9月25日夕方4時半、自宅へ到着したのは夜8時半。
最小限に圧縮した日程だったので、大変だった。