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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

2nd-stage operation for lobule type microtia 21/February/2023
耳垂残存型小耳症(右耳)の耳立て手術

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院

2023年2月21日

耳垂残存型小耳症(右耳)の耳立て手術



20211112永田OP_1回目術前

20230221OP_術前1

20230221OP_術前2

小耳症(右耳)に対し、2021年11月に永田先生が肋軟骨移植術を行って再建した耳介です。

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。

20230221OP_デザイン

The outline for the 2nd-stage operation.

耳介挙上術(耳立て手術)のデザインです。


20230221OP_術中

Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.

頭皮分層皮膚を採取しています。


The temporoparietal fascia flap
  [TPF] is elevated.
Costal cartilage block
  for ear projection is fabricated.

浅側頭筋膜(TPF)を挙上しています。

20230221OP_術後1

20230221OP_術後2

20230221OP_術後3


The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介はしっかり立っています。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。




Secondary reconstruction for microtia 14/February/2023
小耳症(左耳)の修正手術(移植した肋軟骨の抜去術)

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院

2023年2月14日

小耳症(左耳)の修正手術(移植した肋軟骨の抜去術)



今回はいつもと異なり、大変残念ですが永田先生が作った耳を抜去する手術を行いました。

まず何故こうなったのか経緯を説明します。

実は、患者さんは永田先生が耳を作る前に、

他院で小耳症手術を行い、全然違う別の場所に耳が作られていました。

その修正を永田先生が行ったわけです。

しかし、手術を行った場所は瘢痕組織となっており、

通常の小耳症手術と比べ大変困難な手術となり、

術後は軟骨やワイヤーが露出するなどトラブルが続き、

永田先生も相当苦労されたと思います。

また患者さんも常に感染等の恐怖と戦っていました。

永田先生が亡くなり、患者さんと私、中島医師とで何回も相談し、

反対の浅側頭筋膜を使いmicroで移植することも考えましたが、

今回の手術となりました。

やはり小耳症の初回手術は、正確な位置に、綺麗な耳をつくることが重要だとわかります。

患者さんはとても辛いでしょうが、寄り添い経過をみていく予定です。


20230214OP_術前

20230214OP_デザイン1

20230214OP_デザイン2

20230214OP_術中1

移植されていた肋軟骨を抜去しました。

20230214OP_術中2

取りだした肋軟骨です。

20230214OP_肋軟骨フレームとブロック


反対の側頭部から頭皮を採取し移植しました。

20230214OP_術後

20230214OP_術中3


植皮片を密着させるために、上からレナシスという陰圧がかかる機械を装着しています。


何度も言いますが、初回小耳症手術はとても重要です。


丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚・皮弁壊死を起こすことがあります。
■その他の合併症
①皮弁の生着不良・壊死
②感染
③傷跡が目立つ
④薄毛・脱毛
⑤長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑥長時間同じ体位による褥瘡
⑦その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
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許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。



Postoperative report on the patient operated on December 20, 2022
2022年12月6日手術症例の術後報告①【2カ月後】

Type of Surgery: 1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術


※手術の様子はこちら → 『2022年12月6日手術報告』


20221206_OP前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


20221206_術後再建耳介


3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

20221206OP_2M

Approximately 2 months after surgery

術後2カ月

腫れがとれてきて立体感のある耳になっています。


丸山 成一



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Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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小耳症(左耳)術後 瘢痕拘縮形成術 皮弁作成術 2023年2月7日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院

Secondary reconstruction for microtia

小耳症(左耳)術後 瘢痕拘縮形成術 皮弁作成術




今回は永田先生が手術を行った患者さんの修正です。

ここで一言!

綺麗な耳をつくっても、

術後の管理(よく洗う、保湿する、日焼け予防する)を怠ると、

感染を起こしたり、瘢痕拘縮を起こす場合がありますので、

術後管理はしっかりやりましょう。

20230207OP_術前2

垢がたまり汚い状態です。

20230207OP_術前1

術前

皮弁を作成しカバーするデザインです。

20230207OP_デザイン1

20230208OP_デザイン斜め

デザイン

20230208OP_術直後

術直後

皮弁で覆うことができました。

数ヶ月から数年後に切り離しの手術を行うことで、

耳の形態が保つことができるでしょう。




丸山成一




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Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

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◆今回の手術の術後合併症
 
■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。

■その他の合併症
①皮弁の生着不良・壊死
②感染、軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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2023年2月4日(土)に、第8回永田法による小耳症手術説明会が行われ、
今回は、小耳症患者様とそのご家族2組の参加でした。

▼丸山成一医師より『永田法による小耳症治療』の詳細な説明が行われました。
第8回小耳症説明会_1

プロジェクターを使い、永田法による小耳症手術の流れや症例写真、
他の方法との違いなどを見ていただきました。


▼当院事務長から手術までの基本的な流れや入院に関する事項などをご説明しました。
第8回小耳症説明会_2



質問タイムもお取りしています。

今回は一組のご家族が説明会後に診察も受けられました。

このご家族のように、「説明会の同日に診察も一緒に予約したい」というお問合せも増えてきています。



次回、説明会は

3月4日(土)の開催予定です。
※コロナ感染状況により開催日程・参加人数を急遽調整させていただく場合があります。
ホームページの最新の開催予定日をご確認ください。

1st-stage operation for lobule type microtia 31/January/2023
耳垂残存型小耳症(左耳)の肋軟骨移植術 2023年1月31日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)   

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院


2023年1月31日

耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術




20230131OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


20230131_OP透明フィルム

Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いて
耳介の正常な場所と大きさを決定する。


20230131_OPデザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。


20230131_OP皮弁作成

Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap,
  tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
  耳珠用皮弁。
すべての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。



20230131_肋軟骨フレーム

Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。


20230131_術後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。




丸山 成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』




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※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
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