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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

Postoperative report on the patient operated on June 6, 2023
2023年6月6日小耳症(左耳)術後 瘢痕拘縮形成術 皮弁作成術 術後報告【3週間後】

Type of Surgery: Secondary reconstruction for microtia
手術内容: 小耳症(左耳)術後 瘢痕拘縮形成術 皮弁作成術



※手術の様子はこちら → 『2023年6月6日手術報告』


20230606OP_術前

20230606OP_術前_円

Preoperative appearance

手術前の状態


永田先生が耳介挙上まで手術された症例です。

挙上術後しばらくしてから耳輪上の一部が膨らんできて、

徐々に下に移動してかつ増大してきたという患者様です。

かなり大きさがあるので、摘出・形態の改善・および摘出物の検査目的で手術となりました。

※前回手術の時のブログはこちらでおさらい>>>『2023年6月6日手術報告』


20230606OP_術後耳介

Immediately after surgery

手術直後

20230606OP_3週間後真横

20230606OP_3週間後斜め

3 weeks after surgery

術後 3週間


丸山成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症
 
■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。

■その他の合併症
①皮弁の生着不良・壊死
②感染、軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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