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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

Postoperative report on the patient operated on January 31, 2023
2023年1月31日手術症例の術後報告②【6カ月後】

Type of Surgery: 1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の肋軟骨移植術



※手術の様子はこちら → 『2023年1月31日手術報告』

※術後経過はこちら →『2023年1月31日手術症例の術後報告①【1カ月半後】』

20230131OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

20230131_術後

Immediately after surgery

手術直後


20230131OP_6カ月後横拡大

20230131OP_6カ月後斜め

20230131OP_6カ月後横

6 months after surgery

術後 6カ月経過


20230131OP_横比較

1カ月半後との比較です。

時間の経過とともに徐々に輪郭が出てきています。


丸山成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症
 
■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。




Postoperative report on the patient operated on June 1, 2023
2023年6月1日手術症例の術後報告① 【1カ月半後】


2023年6月1日
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術



◆1回目手術 肋軟骨移植術の様子はこちら→ 『耳垂残存型小耳症(左耳)の肋軟骨移植術』(2022年8月2日手術)
   → 術後報告①【3週間後】
   → 術後報告②【1カ月後】
   → 術後報告③【5カ月半後】

◆2回目手術 耳介挙上術(耳立て手術)の様子はこちら→『耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術』(2023年6月1日手術)


左小耳症_20220802_1

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

左小耳症_20220802_6

1回目手術(肋軟骨移植術) 術直後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

20230601OP_術中_術後斜め

2回目手術(耳立て手術) 術直後

The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介はしっかり立っています。

20230601OP_1カ月半後横向き

One and a half months after the second surgery.

2回目術後 1カ月半経過

20230601OP_1カ月半後斜め

20230601OP_1カ月半後正面

20230601OP_1カ月半後背面

20230601OP_1カ月半後めがね正面

20230601OP_1カ月半後めがね斜め

20230601OP_1カ月半後めがねマスク斜め

眼鏡とマスクもつけやすくなりました。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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1st-stage operation for lobule type microtia complicated with 1st-2nd branchial arch syndrome 18/July/2023
第1第2鰓弓症候群を伴う小耳症(右耳)の肋軟骨移植術 2023年7月18日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)   

執刀医/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院


2023年7月18日

第1第2鰓弓症候群を伴う小耳症(右耳)の肋軟骨移植術




ヘミフェイシャルマイクロソミア(顔面半側萎縮症)を伴う小耳症、第1第2鰓弓症候群の患者様です。

この症例は、耳の位置決定が難しく、必要な部分に皮膚が足りないため、

デザイン、手術は非常に難しくなります。


20230718OP_術前

Preoperative appearance of lobule type microtia
  complicated with 1st-2nd branchial arch syndrome.

第1第2鰓弓症候群を伴う小耳症の術前。

20230718OP_正面

正面から見た状態

20230718OP_背面

背面から見た状態

20230718OP_めがね正面
20230718OP_めがね横向き

The height of the glasses should be the same when they are worn.

眼鏡をかけたときの高さは同じにする必要があります。


20230718OP_デザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。


20230718OP_肋軟骨フレーム

Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

20230718OP_術中

Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap,
  tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
  耳珠用皮弁。
すべての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

20230718OP_術後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

20230718OP_ボルスター縫合固定

At the end of the 1st-stage operation
  with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。




丸山 成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』



Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


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Postoperative report on the patient operated on January 17, 2023
2023年5月16日手術症例の術後報告① 【1カ月半後】

Type of Surgery:1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の肋軟骨移植術


※手術の様子はこちら → 『2023/5/16手術報告』


20230516OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

20230516OP_術直後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

20230516OP_1カ月半後拡大

20230516OP_1カ月半後斜め拡大

20230516OP_1カ月半後全体

One month and a half after surgery

術後 1カ月半


時間の経過とともに徐々に輪郭が出てきます。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症
 
■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
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小耳症(右耳)再々建術後変形 瘢痕拘縮 (顕微鏡下での移植・同時再建術)2023年7月4日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Surgeon: Ren Fujiwara (neurosurgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)

執刀医/藤原廉 (成田富里徳洲会病院 脳神経外科)

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院


Secondary reconstruction for microtia

小耳症(右耳)再々建術後変形 瘢痕拘縮  遊離皮弁術 肋軟骨移植術 植皮術




過去に他院の形成外科と耳鼻科で小耳症手術と聞こえの手術を計3回受けましたが、

良好な結果に至らず、永田先生のもとで再々建手術を行った症例です。

計4回の手術を行っていますが、思うような結果にならなかったため、今回の再建手術となりました。

すでに再建するための組織が患側ではないため、反対側の皮膚と側頭筋膜が必要と判断しました。

非常に難しい手術です。


20230704OP_術前全体

20230704OP_術前

まず左頭部から薄く採皮します。これは従来と同じで髪の毛は生えてくるので問題ありません。
また右側(患側)の浅側頭筋膜と深側頭筋膜が複数回の手術で失われているため、反対側(健側)から採取します。

20230704OP_左側デザイン

20230704OP_左側TPFとDTF採取


20230704OP_右側デザイン

右側の後面を剥離して、以前作成された軟骨を取り出し、細工(一部に軟骨を追加)します。
今回の手術では肋軟骨フレームの移植とともに挙上も一期的に行うため、
挙上用の肋軟骨も挿入しています。

20230704OP_肋軟骨ブロック

20230704OP_肋軟骨フレーム


右側の頭の皮下を剥離してつなぐ血管を探し出し、

右側の浅側頭動脈と左側の取り出した浅側頭筋膜の血管を顕微鏡下でつなぎます。

20230704OP_血管吻合

*顕微鏡を用いた血管吻合(ふんごう)*

①動脈の剥離

②動脈の同定

③④動脈の端側吻合

⑤動脈および静脈吻合が完了


肋軟骨フレームを移植した浅側頭筋膜でカバーします。

20230704OP_TPFでカバー

20230704OP_術後

今後の経過とともに、血流が良くなり耳介の形が出てきます。

今回は左(健側)の組織を右側(患側)に移植するという非常に難しい手術でした。


丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症
 
■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。

■その他の合併症
①皮弁の生着不良・壊死
②感染、軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
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2023年7月1日(土)に、第13回永田法による小耳症手術説明会が行われ、
今回は、雨のため1組キャンセルがあり、小耳症患者様とそのご家族1組の参加でした。


▼丸山成一医師より『永田法による小耳症治療』の詳細な説明が行われました。
第12回小耳症説明会


プロジェクターを使い、永田法による小耳症手術の流れや症例写真、

他の方法との違いなどを見ていただきました。


お父さんお母さんが説明を聞いている間中、小さなお子さんたちは退屈になってしまいます。

今回のお子さんたちには丸山先生が持参した木のおもちゃで楽しく遊んでもらい、

その間にお父さんお母さんには説明をじっくり聞いていただきました。

第12回小耳症説明会_積み木

また当院事務長からは手術までの基本的な流れや入院に関する事項などをご説明しました。


質問タイムもお取りしています。

説明会の同日に診察も一緒に予約したいという患者様からのお問合せも増えてきています。


次回、説明会は

8月5日(土)の開催予定です。
※コロナ感染状況により開催日程・参加人数を急遽調整させていただく場合があります。
ホームページの最新の開催予定日をご確認ください。