fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

2nd-stage operation for lobule type microtia 17/October/2023
耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant:Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院


2023年10月17日

耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術



20211019_永田先生OP術前

20231017OP_術前

小耳症(左耳)に対し、2021年10月に永田先生が肋軟骨移植術を行って再建した、

『前傾した耳垂残存型小耳症』の症例です。

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。

20231017OP_デザイン

The outline for the 2nd-stage operation.

耳介挙上術(耳立て手術)のデザインです。


20231017OP_肋軟骨ブロック

耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成しています。
肋軟骨ブロックは、再建した耳が後ろに倒れないように個々の状況で形を工夫しています。

20231017OP_術中

The temporoparietal fascia flap
  [TPF] is elevated.
Costal cartilage block
  for ear projection is fabricated.

浅側頭筋膜(TPF)を挙上しています。


20231017OP_頭皮


Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.

頭皮分層皮膚を採取しています。

20231017OP_術後

20231017OP_耳立て

The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介はしっかり立っています。
また、挙上したことで耳の穴が深くなっています。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。



2023年10月21日(土)に、第15回永田法による小耳症手術説明会が行われ、
今回は、小耳症患者様のご家族2組の参加でした。


▼丸山成一医師より『永田法による小耳症治療』の詳細な説明が行われました。
第15回小耳症説明会


プロジェクターを使い、永田法による小耳症手術の流れや症例写真、

他の方法との違いなどを見ていただきました。

また当院事務長からは手術までの基本的な流れや入院に関する事項などをご説明しました。

質問タイムもお取りしています。


説明会の同日に診察も一緒に予約したいという患者様からのお問合せも増えてきています。


次回、説明会は
11月4日(土)の開催予定です。

※コロナ感染状況により開催日程・参加人数を急遽調整させていただく場合があります。
ホームページの最新の開催予定日をご確認ください。

Secondary reconstruction for microtia 3/October/2023
小耳症(右耳)の修正手術(他院で移植された肋軟骨の抜去術)

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院

2023年10月3日

小耳症(右耳)の修正手術(他院で移植された肋軟骨の抜去術)


今回はいつもと異なり、過去に他の大学病院で移植された肋軟骨を抜去する手術を行いました。
炎症は強くないですが、繰り返したためです。

20231003OP_術前

20231003OP_デザイン

20231003OP_移植肋軟骨の除去

移植されていた肋軟骨を抜去しました。


20231003OP_抜去した肋軟骨フレーム

取り出した肋軟骨です。


20231003OP_術後


感染を起こしていたため、すぐに作り直すことはしないで、

一旦、シリコンのシートを入れて拘縮を予防することにしました。




丸山成一

★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚・皮弁壊死を起こすことがあります。
■その他の合併症
①皮弁の生着不良・壊死
②感染
③傷跡が目立つ
④薄毛・脱毛
⑤長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑥長時間同じ体位による褥瘡
⑦その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。





Postoperative report on the patient operated on August 1, 2023
2023年8月1日手術症例の術後報告①【1カ月半後】

Type of Surgery: 1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術


※手術の様子はこちら → 2023年8月1日手術報告 『耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術』


20230801OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


20230801OP_デザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

20230801OP_術後

Immediately after surgery

手術直後

20230801OP_1カ月半後真横

20230801OP_1カ月半後前斜め

20230801OP_後ろ斜め

Condition one and a half months after surgery

術後 1カ月半


耳の輪郭がハッキリでてきています。

次回、2回目の手術では耳介挙上術(耳立て手術)を行います。




丸山 成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。