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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

今回のイギリス・エジンバラでの国際小耳症形成外科学会で、


デモンストレーション手術を行ったのは、


私と、ドイツのラルフ・シーゲルトと、フランスの、フランソワーズ・フィアミンの3名だった。


フィアミンもシーゲルトも、私の教え子である。


 


フィアミンは、


パリの中心のビゼット病院でフランスでは最も多く小耳症手術を行っている女医である。


 


ラルフ・シーゲルト医師は、


ドイツ・ジュッセルドルフのレックリングハウゼン大学病院で教授となっており、


ドイツで最も数多くの小耳症手術を行っている医師である。


 


私が手術を、行った患者さんは、


事故のため、頭の皮膚全体もろとも耳も含めて全て無くなった患者さんで、


頭の血管膜も破壊されているために、再建が


最も困難なケースだった。


 


ドイツのシーゲルトは前傾耳垂をした耳垂残存型小耳症の症例。


 


フランスの、フランソワーズ・フィアミンは、通常の耳垂残存型小耳症の手術。


 


それぞれの手術室からの手術の画面がモニターを通じて


学会場に中継されており、質問形式となった。


 


マイクが、今どこの手術室に、通じているのかが、画面の下にランプがついて


表示するようになっていた。


 


日本・ドイツ・フランスの部屋へ順繰りにマイクが回っていった。


 


会場では、司会者がいて司会をしていた。


 


フィアミンが、肋軟骨膜を付着させたまま肋軟骨を採取した時。


カナダのシックキッズ病院の女医であるレイラ・キャスライ医師「女医」が司会をしていた。


マイクはフランス部屋に入っていた。


司会者はそれに気がつかないまま、


「フィアミン医師のように、肋軟骨膜を付着させたまま肋軟骨膜を摘出すると、


胸壁が凹んでしまう。後で、胸壁の再建が必要となる。


だから、永田法のように軟骨膜は体に残して軟骨本体のみを採取すべきなのだ。」


と強い口調で述べた。


これが聞こえたフィアミンは、手術の手が止まってしまった。


司会のキャスライ医師も、私の門下生である


私の門下生である二人の女医同士が、激しい討論バトルとなった。


 


当然私の改良した新しい方法についてきているほうが、理論上優位に立つ。


相当大変なバトルとなった。


 


 


 


 













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