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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

小耳症患者さんにとっては


、正常な形の耳と同時に、補聴器無しで聞こえると言う、形態と機能の両者が必要となる。267


以前、このブログで述べたように、補聴器無しで聞こえるようにするためには


術前に60デシベルだった聴力が、15デシベルというレベルまでアップする必要がある。267


この手術を、開発したのは、アメリカ・バージニア大学・ジャスドーファ教授であり、


彼が、手術すると98パーセントと言う、すばらしい成功を収めるのだ。21


彼の弟子のケッサー助教授も出来ているのだ。21


ところが、それに比べて、世界中の他の国では、手術しても結果は、


50デシベルくらいがせいぜいなので、補聴器がはずせないのだ。26726740


それどころか、補聴器の入る穴をあけるのだ、


と居直った耳鼻科のほうが、ほとんどなのだ。267


ジャスドーファ教授が手術すれば10年来、つけていた補聴器がはずせて


日常会話ができるのに、それを知らずか、骨髄炎という危険を回避するために


毎日死ぬまで厳重な消毒が怠れない、最低毎月医療機関へ通い続けなければならない


結果として合計すると高額な費用のかかってしまう骨から突き出した危険なBAHAを


最初から付けようとするのは、間違いなのだ。237


それくらいなら、優秀な日本人若手耳鼻科医を


ジャスドーファ教授の下へ留学させて、聞こえの手術が


日本でも可能になるように計画すればよいのだ。22


ただ、聞こえの機能手術を、絶対必要とする両側小耳症の患者数は、


日本においては毎年20名程度しかおらず、


せっかく学んできた医師がそれを専門として生きていくことは


このままでは不可能なのだ。405


得票数の少ない人の団体のために話を聞いて行動する政治家はあまりにも少ないのだ。


どうしたらいいのかを、皆で考える必要がある。237


 


さて、話を戻して


外耳道入口部[耳穴]の最上部点は耳の縦の長さの二分の一の所に存在する。418


耳穴入り口の前方には耳穴を立体的に覆い隠すような「ひさし」として、


小さな三角形の後ろに突出する「耳珠」と呼ばれる構造が存在している。156


耳穴の上には、これまた耳輪脚と呼ばれる「ひさし」が存在する。156


これらの構造により、耳穴には、水や小さなごみが、入りにくいようになっているのだ。21


長径約、8ミリメートルの楕円形の穴なのだ。


 


これを実現するにはどうしても、ミリ単位の正確な手術が必要となる。267


作られた耳の場所がちょっとでも、ずれていれば穴を開けてもヘンな事になる。12


中途半端な耳が作られていれば、穴をあけても成功率が落ちる事もある。


形態と機能の両者ともが、非常に、神経質で、繊細な技術を必要とする手術なのだ。


 


そのため、形態と機能との世界レベルでの細かく計画されつくした


国際協力がどうしても必要不可欠となる。267


その、打ち合わせがなされていないと


バージニア大学耳鼻科のジャスドーファ教授とて、困るのだ。21


だから、私の所で耳を作った患者さん以外は、断っているのだ。


科学的根拠があってのことなのだ。426


やみくもに私以外のところで作られたからと言って、


それらの日本人の患者さんを断っているわけでは無いのだ。426


 


患者さん側にもお願いしたいことがある。自分の子供に何をすべきか、


科学の頂点はひとつですから、それを深く理解したうえで


子供さんに、わかるように説明してください。


「子供の判断に任せる」というのは、親の責任逃れです。237


厳しいようですが、


後で後悔しても取戻しがつかないようになった患者さんを見てきた


私からの、お願いです。435


 


 













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