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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

今日は小耳症に対して昨年再建した耳の耳立て手術。

[More]を、クリックすれば写真が出ます。
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昨年9月7日、小耳症の術前。耳垂残存型小耳症。
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すべてのデザインが完成したところ。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁形成および皮下ポケットを作成したところ。
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3次元肋軟骨フレームを、皮下に移植したところ。
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そして、今日の耳立て手術を迎えた。耳立て手術直前の状態。
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耳立て手術のデザインが完成したところ。
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耳の後ろから支えて耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを耳の後ろから血行の良い生きた薄い組織で覆い、肋軟骨ブロックを生かし
また、耳を頭からはがしたことで、落ちた血行を増強して、
移植肋軟骨が将来、溶けることがないように使う血管幕を頭から起こしてきたところ。
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耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















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